GE240/ハンス・J・ウェグナーのメンテナンス

口酸っぱく言うようですがほんとに近年は見つかりにくいGE240。

アームがチーク材仕様のより貴重な一品、前回の買付で運よく見つけました。

毎度のことながら懇切丁寧にメンテナンスしました。

まずは可能な限り解体です。

元々のフレームを傷つけないように細心の注意を払いながら解体。

この後、剥離・研磨・圧着等作業があるのですが、写真を撮り忘れいきなり完成の画像ですが、最高の仕上がりになりました。

ぜひその質感を店頭でお確かめください。

 

北欧家具tanuki 北島

お持ち込みのちゃぶ台のメンテナンス

当店ではお持ち込みのメンテナンスも行っております。

今回はちゃぶ台のメンテナンスのご依頼をいただきました。

今後も大切に使っていきたいとのことで解体・剥離・研磨・オイル仕上げ、各部調整致しました。

ビフォー画像を取り忘れまして元々の状態の画像がないのですが、

まずは天板を研磨。物理的に研磨&剥離しましたが天板に反りもあり赤っぽく塗料がしみ込んでいました。

そこでカンナ掛けしまして元々の色味が出るまで削りました。

このまま塗装すると色が薄めな為、ステインで調整しました。

さて、脚部は

こちらも一度解体してそれぞれ調整です。

割れている箇所は圧着しました。

接合部は釘が使用されており、こういう場合中で錆びていると厄介。

今回も錆がありなかなかぬけない部分多くありましたが何とかすべて除去。

工程がけっこう飛びますが、いろいろ調整しまして完成です。

元々塗装で見えなかった欅の美しい杢目が戻りました。

この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。

 

北欧家具tanuki 北島

コーヒーテーブル/ハスレヴ社のメンテナンス

ハスレヴ社のコーヒーテーブル。

ロイヤルコペンハーゲンのタイルが敷き詰められ絵画を飾るように楽しめる一台。

こちらのテーブルは割と塗装がしっかりしているものが多く、

こちらも剥離剤を使用して古い塗装を剥がしました。

元々はこちらの状態。塗装の経年劣化で所々白化しています。

剥離剤塗布中。

剥離完了しました。

この後、木部を研磨し色調整やオイル塗布で完成です。

ウェブショップにアップしました。

このハスレヴ社のテーブル、塗装自体に色が入っていることが多くそれを剥がすと、

使用している材は同じはずなのに部位によって色味がかなり違うものが使われていたりします。

色付きの塗装で上塗りする前提で使う材を決めているのかよくわかりませんが何か理由があったのでしょう。

 

北欧家具tanuki 北島

イルマリ・タピオヴァーラ/ファネットチェアのメンテナンス

イルマリ・タピオヴァーラのファネットチェア。

軽量で取り回しがしやすく、座り心地も良い。

シンプルでいろいろな空間にすっと馴染むヴィンテージでは定番のチェアで当店でも人気の商品ですが、

メンテナンスは結構根気が必要です。いつも通りまずは解体です。

 

表面を剥離・研磨し、古い塗装や小傷・シミを除去します。

その後、圧着。ガラス板の上でガタツキが出ないよう固定して接着します。

こちらが塗装前の状態。

オイルを入れました。

コントラストが栄え美しく仕上がりました。

 

北欧家具tanuki 北島

ネイルチェアのメンテナンス

ネイルチェアのメンテナンスの様子をご案内。

元々のオリジナルの状態はこちら。

やはり手で良く触れる部分は塗装が剥がれてしまっています。

汚れや古い塗装を剥がします。

剥離・研磨後、オイル塗布で完了です。

 

 

メンテナンス前

剥離・研磨後

オイル塗布後

 

メンテナンス前

剥離・研磨後

オイル塗布後

 

北欧家具tanuki 北島

コーヒーテーブルのメンテナンス

今年ももう残すところ1か月です。いやはや早いものです。

何かと忙しない年末ですがメンテナンスはしっかり進めております。

今回はこちらのコーヒーテーブル。

Poul Jense/CFC Silkeborg社のコーヒーテーブル。

三角の天板と籐の棚がかわいい一台。

元々天板に黒ずみや輪シミなどあったのですが、

Before

After

黒ずみも取れ色も一段階明るく美しく蘇りました。

当店では外見の美しさ以外にも触った際の質感や手触りにもこだわりを持ってメンテナンスしております。

ぜひ店頭でいろいろご覧いただければ幸いです。

 

北欧家具tanuki 北島