買い付け進めております。

デンマークにて買い付けを進めています。

気温は5度くらいで意外と暖かく拍子抜けしました。

完全に冬用の靴下ばかり持ってきたので、足元がちょっと暑いくらいです。

蚤の市もちょっと回ってきました。

小物に埋もれていた三段チェストを買い付け。

このタイプも状態と価格に見合うものが最近本当に見つかりにくなりました。

そのほか小物類も少々買い付けたりしました。

ディーラーさんも多数回っています。

皆様からいただいた宿題の商品も見つかりつつありますので、

ご依頼された方には後日ご連絡致します。

 

ちょっと用事で寄ったショッピングモールの飲食店にてCH-29がたくさん使われていました。

さすがデンマークです。

 

北欧家具tanuki 北島

 

ビンテージ北欧家具のダイニングテーブルの選び方 7つのポイント

お家のインテリアの中でも実用的で使用頻度の高いダイニングテーブル。毎日、ひょっとすると一生使うものですし、使用環境とダイニングテーブルの仕様によっては生活の導線にも大きく影響するものですので悩まれる方も多いかと思います。当店でもビンテージ北欧家具のダイニングテーブルの選び方をご相談される方も多いので、ここでまとめてみようかと思います。

■ビンテージ北欧家具のダイニングテーブルの特徴

北欧では冬の間は日が短く、家の中で過ごすことが多かったため、シンプルで飽きのこないインテリアのデザインが必然的に発達しました。そんなデザイン黄金期真っ只中に生まれた当時の北欧家具のダイニングテーブルの特徴は大まかにいうとシンプルで細身、エッジは丸いものが多く、脚は基本的に丸足で先窄みで軽い印象、角脚でも角は丸くなっていて、とてもすっきりとして且つ柔らかい印象。木の質感を楽しむことができるので、私店長が自宅で使っているビンテージのダイニングテーブルの手触りのよいすべすべしたところをいつも手ですりすりしてしまいます。

いきなりちょっと話がそれましたが、ほとんどのダイニングテーブルは天板を延長することができ、標準的なダイニングテーブルで8人まで座れるものが主流です(延長機能がすごいダイニングテーブルは20人座れるぐらい大きくなるものもありますが、そんなお部屋なかなかないですね)。片側だけ伸ばして6人掛けにするなど、状況に応じて使い分けができるのでとても便利(店長の家ではキッチンの作業スペースが狭いので、延長用テーブルを出して、そこで下ごしらえなんかしています。とても便利です)。

デンマークではたくさん人が集まって過ごす文化、必然的に延長できるダイニングテーブルがデザインされたのでしょう。当店でもたくさんのダイニングテーブルを扱ってきましたが、同じように見えても、それぞれ微妙にデザインが違っており、選ぶ楽しさがあるのも魅力。ぜひお気に入りの一台を当店で見つけていただければと思います。

■ビンテージ北欧家具のダイニングテーブルの素材

当店ではデンマークのビンテージ家具をメインに扱っていますので、材はチーク材がメイン。チーク材は元々船の甲板にも使われる水に強い木材。良質なオイルを含み、耐久性もあり、高級家具に多用されてきました。現在ではチーク材の値段が上がっていますので、現行品の家具でチーク材で製造していた商品が生産中止になったり、他の材に切り替えられたりしていますので、ビンテージで買った方が安いなんて場合もあります。そもそも、40~50年前に造られた当時使われた材はその時点で何十年も寝かせて乾燥させた材なので、現在では手に入らない巨木からしか出ない木目が使われていたりと、その材自体に価値があったりしますので、そのあたりにも思いを馳せられるのも魅力の一つです。

チーク材は美しい色味と木目が特徴で、日本の住宅や和室にもあう色合いですので、まず間違いない材だと思います。その他にも白っぽい材のオーク材、上品な木目と魅惑な色味のローズウッド材もあります。もちろん色味のお好みはあるかと思いますが、通常オイル仕上げをしている当店としましては耐久性と美しさを兼ね備えたチーク材がおすすめです。

■ダイニングテーブルの形

ビンテージの北欧家具のダイニングテーブルはおおまかに『長方形』『正方形』『円形』『楕円』に分けられますが、お部屋の形や使用環境によって選び方もさまざまかと思います。

・長方形

通常であれば4人同時に座れますので、ご家族が4人前後ですとおすすめです。
ビンテージのダイニングテーブルで最も一般的な形です。設置するお部屋が長方形の場合はダイニングテーブルと壁との間を一定の距離保つことができるので、導線を確保するためにも便利な形。通常は長い方向に伸ばせるものが主流です。

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・正方形

1~2人暮らし、少人数での使用、狭いお部屋での使用に適しています。延長すれば4~6人掛けもできますが、収納できる椅子は2脚までです。
正方形もサイズがさまざまなのですが、最低でも80cm角ぐらいからになるかと思います。100cm角のダイニングテーブルもありますので、サイズによっては長方形のお部屋に設置すると幅が狭い方向のダイニングテーブルと壁との空間が確保できなかったりしますので、ご検討の際はお部屋のサイズを良くご確認されることをおすすめします。一辺を壁に付けて使用するなどの使用の仕方も考えられます。また、そのダイニングテーブルや使う椅子によっては、椅子を収納した際に天板下で椅子が当たりすっきり収納できなくなる場合もありますので、ご使用の椅子との兼ね合いもご確認ください。

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・円形

 

こちらは通常4人掛け、延長して6~8人掛けが主流。丸いダイニングテーブルは、柔らかい印象を与えてくれるので、憧れている方は多くいらっしゃると思います。ただ、こちらも直径が120cmからのものが多いので、こちらもお部屋の形によっては狭い空間も出てきてしまうかと思いますので、じっくりご検討ください。

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また、通常、長方形や正方形のダイニングテーブルは延長用の天板が内蔵されていることが多いのですが、円形は内蔵ができず、別にとっておく必要があるものもありますので、収納場所との兼ね合いもチェックポイントです。写真のように延長用天板内蔵型の丸ダイニングテーブルもありますので、お探しの方はご連絡ください。

・楕円

長方形の角を丸くしたような形のダイニングテーブル。長方形や正方形のように微妙に対面することなく座れるので、圧迫感がなくリラックスして使えるのも魅力の一つかもしれません。長方形と円形のいいとこどりのようなダイニングテーブルです。

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■ダイニングテーブルの脚の間隔

これまでいろいろなダイニングテーブルの形を見てきましたが、そのダイニングテーブルのサイズや形によって座り方もさまざま。特に影響を受けるのが脚の間隔です。正方形であれば脚の間に一人しか座りませんので自分の空間に余裕がありますが、長方形のダイニングテーブルで脚が四隅について2人並んで座る場合、その脚の間隔次第で座った時の隣の人との距離感が決まります。場合によっては窮屈に感じるかもしれませんし、また、幅の広いチェアですと入らなかったりしますので、ダイニングテーブルをご検討の際は、その距離感と使用するチェアを是非考慮してご検討ください。

ダイニングテーブルによっては天板中央に脚があり、座る場所を選ばないものもありますので、ゆったり座りたい方はそのようなダイニングテーブルをおすすめです。

こちらはやや間隔が狭めなダイニングテーブル。2人並ぶと少し窮屈そうです。

こちらは脚の間隔が広めのダイニングテーブル。余裕があります。

 

■ダイニングテーブルの高さ


こちらも重要な要素の一つ。当店で扱うビンテージ北欧家具の高さは73cm前後が主流。日本の規格品に比べると3cm前後高いものが多いです。ダイニングテーブルの適正な高さの調べ方は下記の数式を使用します。

差尺=座高÷3-2cm

差尺とはチェアの座面と天板の高さの差のこと。
チェアの高さが43cmの場合は、この差尺を足した数値が適正なダイニングテーブルの高さとなります。
座高は身長に0.55を掛けて算出できますので、
たとえば身長160cmの方の場合、

160cm×0.55÷3=29.3cm
29.3cm-2cm=27.3cm

仮にチェアの高さは43cmとすると、
43cm+27.3cm=70.3cm
となります。

170cmの方ですと大よそ差尺が29cmなので72cmほどになります。

ビンテージの北欧家具のチェアであれば座面の高さが43~45cm前後が多いので、
これに合わせると70~73cmぐらいがちょうどよい高さになるかと思います。

とはいえ、実際に座ってみるのが一番よいかと思いますのでご参考までに。
また、脚を組む方は天板下の空間をぜひご考慮下さい。
今まで使っていたダイニングテーブルの高さと同じにするなどすれば違和感はないかと思います。当店ではもしダイニングテーブルの高さが高い場合は無料で脚のカットを行えますので、高い分には低くすることは可能です。ご遠慮なくお申し付けください。

■ダイニングテーブルの仕上げ

家具にはさまざまな仕上げ方法ありますが、特にご要望がない限り当店ではオイル仕上げをおすすめしております。
・オイル仕上げ
塗膜を作らず木の質感を活かした仕上げ方法です。ウレタン塗装などと比べ耐水性は落ちますが、その分木本来の質感を楽しめ、定期的にオイルを塗布するなどメンテナンスを行うことで愛着も沸くかと思います。水分を付けっぱなしにしてしまうとシミになる場合もございますが、それも味をとらえれば使い込むのも楽しくなるかも知れません。
・ウレタン仕上げ
オイル仕上げとは違い強靭な塗膜を作り、水分など浸透を防ぐため、絶対に天板にシミをつけたくないという方はこちらがおすすめ。ただ、木の質感は失われ、オイル仕上げのようにメンテナンスが簡単にできません。
どちらも一長一短ありますが、当店としてはオイル仕上げがおすすめです。

 

■ダイニングテーブルに合わせるチェア

使用上の注意点は先のダイニングテーブルの高さの項目にて記載しましたので、ここではファブリック選びについて書いてみます。

ダイニングテーブルに合わせて新たにチェアも新調される場合、ファブリックの組み合わせ次第でダイニングセットの印象も変わってきます。

使用するダイニングチェアのファブリックの色をそれぞれ変えてみてもかわいい雰囲気になりますし、同じチェアで統一してもすっきりとしてシンプルな空間になります。

色使いなどに悩まれましたら是非ご相談ください。

ヨハネス・アンダーセンのダイニングテーブルとハンス・j・ウェグナーのCH-29のセット。ファブリックの色はバラバラですが、カラフルでかわいらしい雰囲気ですね。

こちらはモラーのチェアをセット。ペーパーコードで落ち着きのある雰囲気に。統一感もあってシンプル目の雰囲気がお好きな方にはまりそうです。

 

 

■ダイニングテーブルの注意点

当店で扱うビンテージのダイニングテーブルは通常はオイル仕上げをしております。前項にも書きましたが、水分に強いとは言えません。また、熱い飲み物を入れたコップなどを置くとそれだけで白っぽくなることもあります。もし、シミなどをつけたくないようであれば、コースターやランチョンマットをご使用ください。またもしシミなどがついてしまった場合は軽く紙やすりなどでサンディングしたあとオイルを塗布することでシミを消す、または目立ちにくくすることもできます。もし詳しく知りたい方は当店までご連絡ください。また、家具全般に言えることですが、直射日光はさけていただければと思います。場合によっては反りが出たり色あせが発生したりします。

■ダイニングテーブルのメンテナンス

通常のお手入れは固く絞った布巾などで拭いていただいて構いません。ダイニングテーブルの使用環境によりますが、気になる方は年に4~5回メンテナンス用のオイルを塗布してもよいかと思います。

当店では店頭でも販売しているリボス社のビボスオイルをおすすめしております。天然の素材を使用した環境にも人もやさしいオイル。塗布の仕方も簡単で他の家具全般にお使いいただけます。

■いろいろ悩むのも楽しみのひとつ。

家具選び、特に使用頻度の高いダイニングテーブルは悩みどころの一つかもしれません。当店としてもぜひ末永く使っていただきたいと思っておりますので、何かご相談がございましたら是非ご相談ください。当店では常時たくさんのダイニングテーブルをストックしておりますので、使い心地などお試しいただけます。ぜひご遠慮なくご来店くださればと思います。

 

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