デンマークからコンテナ届きました!
現在撮影や検品中ですので、お取り置きいただきましたお客様にはご用意が整い次第ご連絡致します。
まだご連絡までにお時間が掛かりそうです。何卒よろしくお願い致します。
北欧家具tanuki 北島
デンマークからコンテナ届きました!
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当店ではお持ち込みのメンテナンスも行っております。
今回はちゃぶ台のメンテナンスのご依頼をいただきました。
今後も大切に使っていきたいとのことで解体・剥離・研磨・オイル仕上げ、各部調整致しました。
ビフォー画像を取り忘れまして元々の状態の画像がないのですが、
まずは天板を研磨。物理的に研磨&剥離しましたが天板に反りもあり赤っぽく塗料がしみ込んでいました。
そこでカンナ掛けしまして元々の色味が出るまで削りました。
このまま塗装すると色が薄めな為、ステインで調整しました。
さて、脚部は
こちらも一度解体してそれぞれ調整です。
割れている箇所は圧着しました。
接合部は釘が使用されており、こういう場合中で錆びていると厄介。
今回も錆がありなかなかぬけない部分多くありましたが何とかすべて除去。
工程がけっこう飛びますが、いろいろ調整しまして完成です。
元々塗装で見えなかった欅の美しい杢目が戻りました。
この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。
北欧家具tanuki 北島
アルヴァ・アアルトのファンレッグテーブル。
立体的に扇状に組まれた脚が美しいシリーズ。
アルヴァ・アアルトの作品は当時の雰囲気を残す仕上げとすることがほとんどですが、
こちらのテーブルの場合はおそらく現地の人が塗ったのかテカテカの分厚いニスが塗られており、
悩んだのですが雰囲気に欠けるので今回は剥離研磨しました。
塗装にもいろいろ種類があり、剥離剤の効き方も様々ですがこちらは気持ちがいいくらい浮いてくれました。
さて、剥離後コンディションを確認すると脚にぐらつきが。
解体してみるとパーチクル材もボロボロ取れてしまいました。
このまま圧着してもうまく接着されないので材を埋め直して圧着することにしました。
工程が飛びますが、材を埋めて面合わせ、
元々の仕様に倣い突板を張り付け。
そしてダボはオリジナルの物から新しいものへ変更。下の画像の通り少し長くしました。
このダボですが、厄介なことに微妙に上下に位置が異なっておりなんでこのような仕様にしたのか(強度の為?)なぞですが、位置を合わせてダボ穴を空けて圧着。
無事実用上問題のないような強度が出ました。
北欧家具tanuki 北島
ハスレヴ社のコーヒーテーブル。
ロイヤルコペンハーゲンのタイルが敷き詰められ絵画を飾るように楽しめる一台。
こちらのテーブルは割と塗装がしっかりしているものが多く、
こちらも剥離剤を使用して古い塗装を剥がしました。
元々はこちらの状態。塗装の経年劣化で所々白化しています。
剥離剤塗布中。
剥離完了しました。
この後、木部を研磨し色調整やオイル塗布で完成です。
このハスレヴ社のテーブル、塗装自体に色が入っていることが多くそれを剥がすと、
使用している材は同じはずなのに部位によって色味がかなり違うものが使われていたりします。
色付きの塗装で上塗りする前提で使う材を決めているのかよくわかりませんが何か理由があったのでしょう。
北欧家具tanuki 北島
イルマリ・タピオヴァーラのファネットチェア。
軽量で取り回しがしやすく、座り心地も良い。
シンプルでいろいろな空間にすっと馴染むヴィンテージでは定番のチェアで当店でも人気の商品ですが、
メンテナンスは結構根気が必要です。いつも通りまずは解体です。
表面を剥離・研磨し、古い塗装や小傷・シミを除去します。
その後、圧着。ガラス板の上でガタツキが出ないよう固定して接着します。
こちらが塗装前の状態。
オイルを入れました。
コントラストが栄え美しく仕上がりました。
北欧家具tanuki 北島
フィン・ユールのmodel86のメンテナンスの様子をご紹介。
いつも通り緩い箇所は分解して再接着です。
それぞれのパーツ剥離します。
写真はありませんがその後、各パーツを丁寧に研磨、ホゾ・ミゾも古い接着剤を丁寧に取り除いてしっかり接着できるようにしていき、圧着。
オイルを入れて美しい杢目や色味が蘇りました。
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