北欧家具tanukiにて取り扱う北欧ヴィンテージ家具・雑貨達。今から50~70年前に作られた作品達は今もなお現代の生活を彩り豊かさや温かみを与えてくれます。当店で出会いを果たした家具・雑貨達が暮らしの中でどのように取り入れられているか、お客様宅を訪問・取材し心地よい暮らしのヒントを探る【tanuki journal】。
第十四弾はデンマーク現地の様子をお届けします。お伺いしたのはデンマーク最大級の家具ディーラーであるK氏宅。K氏の元で家具の買付後に十数年ぶりのご自宅に訪問させてもらいました。ゆったりとした広い空間に並ぶ名作家具や室内から望む眺望など贅沢な空間が広がっていました。
広々とした空間に名作家具が立ち並びます。







ピーコックチェアの隣を抜け隣の部屋へ。

庭に突き出したお部屋からのこの眺め。なんとも贅沢です。デンマークでは一般的にカーテンを使用しませんが、カーテンのない窓は遮るものが少なくより室内と屋外が連なっているような一体感を感じます。
もう一度部屋に戻ります。



奥の部屋に進み家族でゆったりくつろぐリビングエリアへ。それにしても広いです。
幾何学模様のパステル調の絨毯も良い雰囲気。




ストーブコーナーもスタイリッシュです。壁面へのオブジェの取り入れ方など参考になります。

十数年以上の付き合いになるK氏の自宅には、北欧ヴィンテージ家具や雑貨と共に現代作家の作品も多数コーディネートされていました。パステルカラーのドライフラワーや絨毯などは空間によく馴染みつつ、良いアクセントとなっており参考にしたくなるコーディネートでした。夜の雰囲気も拝みたいと思いつつも、この時期は夜9時くらいまで明るいのでまたの機会としました。
余談ですが、今回は平日に伺いましたが、撮影の傍らK氏の旦那さんが夕方から夕食の準備をしていて、仕事を早く切り上げて家族との時間を大切にするさすがデンマークと肌に感じつつ撮影をしていました。もちろん日によるそうですが、それでも日本人の感覚からすると、やはり家での時間を大切にしている印象を受けました。撮影後はしばらくコーヒーを飲みながら雑談タイムとなり、デンマークと日本の働き方の違いやデンマーク人もデンマーク国内の税金や物価が高いと感じているなど、いろいろデンマークのリアルを肌で感じる取材となりました。K氏ありがとうございました。
北欧家具tanuki 北島