【Workshop stories】リペア職人川中のメンテナンスブログ #4

メンテナンス担当の川中です。今回で第4弾です。最近ディズニーランドに行ってきました!かなり久しぶりでしたが新しいエリアやアトラクションが増えていてとても楽しくてリフレッシュできました。

最近は雨が多いですね。雨の日や湿度が高い日は塗装の剥離がうまくできない事があるので剥離は晴れた日にしています。雨の晴れは貴重ですね。

 

さて、今回はデンマークの名匠ハンス・J・ウェグナーによってデザインされたダイニングチェアのメンテンスです。

作業前です。

笠木(背もたれ)の十字の象嵌(ぞうがん)が欠けているので新しく作り直すことにしました(赤丸部分の箇所です)。

経年のシミがあります。

解体して古い塗装を剥離して接着しているところです。

欠けた十字の象嵌を丁寧に取り除きました。

新しく作り直しました。トレースして隙間ができないように慎重に作業します。この細かい作業が腕の見せどころです。

十字の象嵌を接着してオイル塗布しました。

段差なく手触りも良く仕上がりました。

隙間もなく仕上がり、一安心です。

普段見えにくいところも綺麗に仕上げます。

ウレタンと生地を新しく貼り直して完成しました。

 

今回はデンマークの名匠ハンス・J・ウェグナーによってデザインされたダイニングチェアのメンテナンスでした。次回のメンテンスブログも楽しみにしていただけますと嬉しいです。

 

北欧家具tanuki 川中

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