【Workshop stories】リペア職人川中のメンテナンスブログ #3

メンテナンス担当の川中です。今回第3弾となります。最近は暑くなったり肌寒くなったりと身体が追い付きません…。スギ花粉が落ち着いたらと思ったら次はヒノキ花粉が飛んでいますね。皆様、体調にはくれぐれもお気を付けください。

さて、今回はカール・マルムステンのキャビネットの脚の補修です。

 

脚に変な力がかかったのか脚が外れパーチクルボードがぼそぼそになっています。そのまま接着すると強度に不安があるため少し大きめに削り修理していきます。

作業前です。

ルーターで大まかな部分をけずっていきます。

ノミで形を整えました。

埋め込む材は、今回は木目が似ているクルミの無垢材にしました。クルミは適度な硬さと粘りがあるので強度的にも良いです。

段差がないようにしっかり接着します。

色を入れました。

段差なく仕上がりました。

何度も確認しながら、きつすぎずゆるすぎず丁度よい径の穴をあけます。

接着中です。

接着が完了しました!

 

今回はカール・マルムステンのキャビネットの脚のメンテナンスでした。このタージマハルの屋根みたいなコマみたいな形のものが脚です。はじめ見たときはデザイン性とユニークな形にびっくりしました。次回のメンテンスブログも楽しみにしていただけますと嬉しいです。

 

北欧家具tanuki 川中

 

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