ダイニングテーブル【2110-0083】のメンテナンス

メンテナンスの様子をお届けします。

当店ではお客様のご希望や元々のコンディションによりメンテナンス方法をいろいろ変えておりますが、

基本的には全面剥離・研磨で古い塗装などを落として再仕上します。

一見綺麗そうに見えてもけっこうな汚れが付いているものもあり、中途半端に汚れだけ落としてオイルを塗ってもべとついてきたりしますのでしっかり古い塗装は落として本来の木の色味に戻します。

今回はダイニングテーブルのメンテナンスの様子をご案内。

メンテナンス前の状態はこちら。

天板には古い塗装が残り一見綺麗に見えるのですが水分含めてこするとべたついたりします。

シミや塗装ムラも確認できます。

まずは分解して剥離作業。

冬場の作業はきついのですが屋外で作業です。

剥離剤を使用して古い塗装を落とします。

すべてのパーツを今回は剥離しました。

剥離後は研磨を開始。

天板や幕板の裏側など見えない部分も手は抜きません。

最初はサンダーで粗削り、その後は手作業で研磨していきます。サンダーの機械痕が残らないように丁寧に作業を進めます。

メンテナンスの作業のほとんどはこの研磨作業。

仕上がりに直結しますので丁寧に行います。

次は塗装。ダイニングテーブルはオイルウレタン仕上げを行いました。

複数回塗布しますので、塗布・乾燥を繰り返しまして綺麗に仕上がりました。

その後、細かい調整など経て、無事メンテナンス完了です。

輪シミや黒いシミもどこにあったかわからない状態になりました。

こうして書くとささっとメンテナンス完了しているように見えるのですが一台一台丁寧にメンテナンスしてますのでけっこう時間かけてるんです。

これでまた一つダイニングテーブルが蘇りました。

 

北欧家具tanuki 北島

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